80GBの外付けハードディスクが4万円弱で売られている昨今,1GBに届かないCD-Rは,あまりにも味気ない。4.7GBもかなり薄味で京風だが(^_^;),ファイル1個単位なら,取りあえず事足りる(動画を扱うと,こんな感じになりますな,やはり)。たった今,必要なものとして5月という季節は,待ち遠しい。
パイオニア社は,アップル社やコンパック社のパソコンに搭載されるDVD-Rドライブを,単体で5月に発売する。この外付けDVD-Rドライブは,約1000ドルとなるが,アップルのiDVDで利用できるかどうかはまだわからない。また,今年後半に出荷されるDVD+RW規格との互換性にも問題がある。
記事はパイオニアが出すものだが,すでにパイオニアのOEMを受けるCDサイクロン社もファイヤーワイヤー接続の外付けDVD-Rドライブ「DVDRevo」をアナウンスしている(MacWIRE ONLINEの記事)。こちらもパイオニアブランドとほぼ同時期の5月出荷となっており,DVD+RW陣営への先手打ちは準備が進んでいるようだ。その,DVDRevoの外観は,これがまたぜひPowerBookチタニウムの横に置いて欲しい感じで,ちたにうま〜は今すぐ予約ですねという感じ(日本からの予約もできるみたい)。まぁなんとなく,アキバにも直輸入でぞろぞろ並びそうな感じもするなぁ(パイオニアブランドは日本でも発売されるかな?)。
DVD-Rが利用される時代というのはそれほど長くないような気もするが(過去記事),それでも,CD-Rに入りきらないファイルがバンバンできてしまう動画を扱っていると,気軽に使えるリムーバブルとして書き込みできるDVDは1日も早い普及が望まれる。そしてその普及は,エンドユーザーには今年中,コンシューマーには来年には,すでに勝負となろう。それには,DVD+RWの動きは遅い。DVDビデオ作成をメイン・ウェポンにするため,DVD-RAMからDVD-Rに乗り換えたアップルの動きは,評価してもよさそうだ。そして1ユーザーとして,5月の季節を,待ち焦がれる。
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